MacBook Neoを買うべきか? 買わないなら?
ついに出た MacBook Neo ですが、買うべき でしょうか? 買わないならどんな選択肢があるでしょうか?

結論:見送りが無難
残念ですが、MacBook Neoは見送りが無難かと思います。
理由はスペックが低すぎる。これに尽きます。
忘れないでいたいことですが、アメリカでは$599モデル、もし、$1=100円だったら、59,000円の格安モデルです。こんな格安モデルに、現時点で10万円ほどの大金を注ぎ込むべきか、よく考えたいところです。
そんなわけで、ちょっと辛口にいろんな観点で確認していきたいと思いますが、時間がなければ下の表だけでもチェックしてみてください。
この記事の最後に、MacBook Neoを買わない場合のもっとおすすめの選択肢も挙げていますので、よかったら、そちらもご覧ください!
MacBook Neo / Airの比較表
| MacBook Neo 2026年モデル | MacBook Air ’13(M5) 2026モデル | MacBook Air(M1) 2020年モデル | ポイント | |
| CPU | A18 Pro(6コアCPU + 5コアGPU) | M5(10コアCPU + 8コアGPU) | M1(8コアCPU + 8コアGPU) | A18Proは5年前のM1より少し速い程度の処理性能(AI性能はA18Proの方が高いようです) |
| メモリ | 8GB限定 | 16GB/24GB/32GB | 8GB/16GB | 現行のMacBook Airの最低ラインの半分 |
| SSD | 256GB/512GB | 512GB〜4TB | 256GB〜2TB | 現行のMacBook Airの最低ラインの半分 |
| バッテリー | 16時間 | 18時間 | 20時間 | |
| ディスプレイ | Liquid Retina 2,408 x 1,506ピクセル 500ニトの輝度 sRGB True Toneなし | Liquid Retina 2,560 x 1,664ピクセル 500ニトの輝度 広域色(P3) True Tone | Retina 2,560 x 1,600ピクセル 500ニトの輝度 広域色(P3) True Tone | MacBookシリーズでは珍しくTrue Toneなし、広域色(P3)をカバーしていない |
| サイズ(高さ x 幅 x 奥行き/cm) | 1.27 x 29.75 x 20.64 | 1.13 x 30.41 x 21.5 | 1.56 x 30.41x 21.24 | |
| 重量 | 1.23kg | 1.23kg | 1.4kg | |
| カメラ | 1080p Face Time HDカメラ | 12MPセンターフレームカメラ | 720p FaceTime HDカメラ | |
| ポート | USB 3(USB-C) USB 2(USB-C) | Thunderbolt / USB 4 x2 | Thunderbolt / USB 4 x2 | USB4ではない。ポートは2つあるものの伝送速度や機能が違う |
| 価格 | 99,800円 | 184,800円 | 104,800円 (当時) |
スペックからして買うべき?
残念ながら、MacBook Neoのスペックを考えると明らかに買うべきではありません。CPU、メモリ、ストレージ(SSD)、どれをとっても5年前のPCです。買わない方がいいでしょう。
CPU
MacBook NeoのCPUはA18Proです。
これは前世代のスマホiPhone16 Proに搭載されていたCPUです。いくらiPhone Proシリーズでも、1年前のスマホのCPUでは心許ない感じがしますね。(しかも、細かいことを言うと、若干スペックは落とされているようです。型落ちのスマホのCPUのグレードの低いバージョンということになってしまいますね。)
とはいっても、気になるのは実際の性能です。どうなのでしょうか。
なんと、5年前に販売されたMacBook Air(Late2020 M1)より若干速い程度のスコアのようです。
もちろん、AIなどこの5年間に進んだ技術は取り入れられていますし、ちょっとした動作なら、明らかにM1 MacBook AirよりMacBook Neoの方が早いでしょう。
しかし、全体的な性能はさほど5年前のMacBook Airと変わらないのです。(注:AI性能はA18Proの方が高いようです)
メモリ
MacBook Neoのメモリは8GB一択です。
最近のノートPCはWindows機でも16GB必要と言われるようになりました。
Officeやウェブブラウジング程度なら8GBで余裕と言われていますが、最近のアプリは思ったよりメモリを消費します。例えば、オフィスアプリで有名なMicrosoft Teamsを起動するだけでも1GBくらいは消費します。
ちなみにMacBookのメモリは増設できません。将来的にも厳しくなるでしょう。
ストレージ
256GBと512GBを選択できるようです。
一般的に言って、256GBはかなりギリギリの容量です。そもそもmac OS自体がかなり消費しますし、そこに、Officeソフト、写真を詰め込んだら、すぐにギリギリになることは目に見えています。特に最近のmac OSは OSやアップデートソフトウェア自体がかなり肥大化する傾向にあります。容量がギリギリになってくると、アップデートソフトウェア自体もダウンロードできなくなり、アップデートにも支障が出てくるので要注意です。
かといって、512GBを選択すると19,000円アップになります。Touch ID(指紋認証)もついてきますが、価格が跳ね上がります。こんなに高くなるなら最初からMacBook Neoではなく、MacBook Airの再整備品を探した方がいいかもしれませんね。
実用性からして買うべき?
ディスプレイ、キーボードなどはさすがのApple品質。ただし、やはり安いなりの理由があるのも事実のようです。
ディスプレイ、キーボード、トラックパッド
ディスプレイはTrueToneなしの「Liquid Retina」ディスプレイです。解像度も他の製品に比べると少し控えめですが、だからと言って見にくい、というわけではないようです。ただし、MacBookシリーズの中では珍しく、周囲の色温度などに合わせて自動調整してくれるTrue Toneもなく、色域も上位モデルより狭くなっています。接続できるディスプレイも4K/60Hzの1台のみです。
キーボードからはバックライトがなくなりますが、キーボードのバックライトがどうしても欲しい、という方は少ないでしょうね。
トラックパッドは他のMacBookの感圧式とは違い、機械式(ボタンをクリックするタイプ)のようですが、それでも大きく使いづらくなるわけではなさそうです。
そういうわけで、ディスプレイ、キーボードなどはいつものApple品質と思って問題なさそうです。
USBポート
これは大きく変わります。
他のMacBookはUSB4などがサポートされていますが、MacBook NeoはUSB3とUSB2.0の2ポートです。
特に要注意なのが、内部仕様です。形状は2つUSBポート、どちらも同じUSB TypeCですが、実は内部仕様はUSB3とUSB2.0と違う仕様になっています。例えば、USB2.0ポートにはディスプレイを接続することはできません。2つとも同じ動作をしてくれるわけではないというのは地味に使いづらいかもしれませんね。
ちなみに、M1 MacBook Airは5年前の製品ですが、2つのUSB4ポートがあります。こういう点からしても、MacBook Neoはちょっと古い感じが否めませんね。
将来性からして買うべき?
MacBook Neoに将来性はあまり期待できないと思います。MacBook Neoはあくまで、入門機として、今後も使ってみたいと思った人は上位機種を買って欲しい、というところでしょうか。(入門機だからといって安物を買うのも考えものです。安物買いの銭失いになりかねません。買わない方がいいでしょう。学生さんなら特に良い製品に触れておくことが良いでしょう)
特にスペックについては、現時点でギリギリ及第点と言ったところです。しかし、今後、AIがさらに入り込んできて、アプリはいよいよ処理能力を求める時代に突入するでしょう。その時、1年後、2年後、買った時と同じくらいスムーズに動くかどうかわかりません。Appleはサポートする期間が長いメーカーとして有名ですが、結局スペックが低くて使いにくければ、いくらサポートしてくれてもあまり意味はないですよね。
今回のMacBook Neoは「買わない」でいいでしょう
結論:買うべきではないだろう
というのが当サイトの見解です。スペック、実用性、将来性など様々な角度で検討しましたが、何しろ全てが前時代のPCに見えます。ここに10万円を注ぎ込むのはもったいない。それで、今回は見送るのが無難に思えます。
MacBook Neoを買わない場合の選択肢
もし、MacBook Neoを買わず、MacBookを安く買いたいということであれば、ぜひ、Apple StoreからMacBook Airの再整備品を検討してみるのはどうでしょうか?
例えば、このブログを更新した現在では、MacBook Neoの倍速いMacBook AirのM4モデルが12万円台で再整備品として販売されています。(Apple Storeの再整備品は新品と同じ保証がついているので、実質新品と同じです)MacBook Neoに2万円足すなら、3万円足してもっと気持ちよく、もっと長い期間使えるMacBook Air(M4)を購入するのはどうでしょうか?
| MacBook Neo 2026年モデル | MacBook Air(M4) 2025年モデル (認定再整備済製品) | ポイント | |
| CPU | A18 Pro(6コアCPU + 5コアGPU) | M4(10コアCPU + 8コアGPU) | M4はA18Proの2倍程度の処理性能 |
| メモリ | 8GB限定 | 16GB | 16GBが最低ライン |
| SSD | 256GB/512GB | 256GB | |
| バッテリー | 16時間 | 18時間 | |
| ディスプレイ | Liquid Retina 2,408 x 1,506ピクセル 500ニトの輝度 sRGB True Toneなし | Liquid Retina 2,560 x 1,664ピクセル 500ニトの輝度 広域色(P3) True Tone | |
| サイズ(高さ x 幅 x 奥行き/cm) | 1.27 x 29.75 x 20.64 | 1.13x 30.41x 21.5 | |
| 重量 | 1.23kg | 1.24kg | |
| カメラ | 1080p Face Time HDカメラ | 12MPセンターフレームカメラ | |
| ポート | USB 3(USB-C) USB 2(USB-C) | Thunderbolt / USB 4 x2 | |
| 価格 | 99,800円 | 127,800円 |
それでもMacBook Neoが欲しいなら
買ってしまった方がいいかもしれません。
おそらく、MacBookにはないカラフルなカラバリが魅力でしょう。そして、カラバリのあるMacBookは後継機種が出ないことが多いです。例えば12インチMacBookのピンクも終息してしまいましたね。
使い方が本当に限定されており、このカラーに魅力を感じるなら、逆に今回購入しなければあとがないかもしれませんよ。
ちなみに、個人的にはカラバリが出た時は要注意と思っています。
蛇足:カラバリが出た時はスペックを要確認です
これはあくまで主観ですが、Appleの製品は今回のようにカラーバリエーションが出た時は要注意のように思います。
なぜなら、カラバリが多い時のApple製品は基本的にスペックが低いように思えます。
例えば、現在のiPadの一番安いモデル、こちらも同じようなカラーバリエーションがありますね。Appleはスペックが低いモデルに限って、いろんな色で展開されることが多いように感じます。
覚えておられるでしょうか、iPhone 5cもそうでした。カラバリもあって、おしゃれでしたが、性能がイマイチで、すぐに買い替える人が続出。後継機も出ませんでした。なんだかんだスペックは重要なんですよね。
せっかくお金を出してApple製品を購入するなら、しっかりしたものを買うべきですね。
最後に、上記はあくまで当サイトの見解ですので、ぜひ、参考程度になさってくださいね。